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  太古の昔から、先人たちは此の地に住み、川の恵みを得ながら、時には自然の猛威や時代に翻弄されながらも、知恵と工夫により力強く生きてきました。
 そして、此の地において多くの文化を育て、今日まで伝えてくれました。
 現代人のルーツはムラにあります。松河戸の区画整理が終了し、ムラ社会からマチ社会へと大きな変貌を遂げる中において、私たちは、この文化を未来に繋げるために、先人たちの歩んできた道を振り返ることが必要かと思います。
 先人、先輩の残した遺跡、文献、話をとりまとめ、ここに一冊の本とし「松河戸町の沿革」として紹介します。  
 (2020年11月に、松河戸遺跡保存会から「松河戸町の沿革誌」(226ページ)を発行させていただきましたが、新しい項目などを加えた改訂版(384ページ)となります。)
                        2021年9月20日

改定版 主な改訂部分
「2松河戸土地区画整理事業」、「6農業とくらし」、「11小牧長久手の戦い」、「12松河戸遺跡」の項目を増やしました。
1松河戸の沿革(総論)の、「(2)此の地の誕生」、「(10)富国強兵と村人~(15)松河戸を揺るがした産業廃棄物処理施設」の部分をより詳しくしました。
その他の項目においても、新しい情報を付加しました。

 
松河戸を知ろう   
松河戸町の沿革
(改訂版)   

 

● お知らせ
・2020年11月に松河戸遺跡保存会から「松河戸町の沿革誌」を発行しました。この改訂版の簡易版で、226ページの本で写真など資料は鮮明です。
 是非ご購入ください。

・簡易版購入方法
下記2方法のいずれかで連絡ください。(松河戸地区以外の方も結構です)
①メールアドレス(hasehiro1@mtf.biglobe.ne.jp)までご連絡ください。
② 松河戸公民館(春日井市松河戸町1丁目13番地4)へ、「松河戸の沿革誌請求」と記入いただき、「連絡先(氏名)(住所)(電話番号)」を記入して郵送ください。

・1冊1千円となりますが、本が届きましたら、後日現金(千円)か、切手(千円分)で頂きます。

松河戸を知ろう  松河戸町の沿革(改訂版) 目 次
項   目           ページ 内   容
1 松河戸の沿革(総論) p1 現代人のルーツは村にあります。此の地に住んだ先人たちの足跡を時代を追ってみてみます。
Ⅰ 総論 (1) 此の地の地形 P3  
Ⅰ  (2) 此の地の誕生 p4 ① 日本列島の誕生、② 此の地の誕生、③ 地質時代太古の時代区分表
Ⅰ  (3) 川沿いに稲作が発祥 P8  
Ⅰ  (4) 川沿いの古墳(古墳時代) p9  
Ⅰ  (5) 条里制による口分田での農業(飛鳥~奈良) p10  
Ⅰ  (6) 道風が活躍した時代の国風文化(平安時代) p13  
Ⅰ  (7) 荘園のなかでの暮らし(平安~鎌倉時代) p14  
Ⅰ  (8) 村社会の始まり(室町時代) p15  
Ⅰ  (9) 村社会の成立(安土桃山~江戸時代) p16 ① 太閤検地、② 小牧長久手の戦い、③ 村組織、④村の景観(水害との戦い)、⑤土地の零細化
⑥農業技術の進歩
(10) 富国強兵と村人(明治から昭和(戦前))へ p21 ① 地租改正、② 学制、③ 徴兵制、④ 農業改革、
⑤ 郵便、電信電話、⑥ 鉄道(中央線)
Ⅰ  (11) 行政区画の変遷(明治から昭和(戦前))へ p40 ① 廃藩置県、② 大小区制、③ 三新法体制と戸長・町村会、
④ 地方自治のはじまり、⑤ 行政区画の変遷表
Ⅰ  (12) 戦前、戦中の様子 p47 ① 農村恐慌と小作争議、② 戦争の時代
Ⅰ  (13) 戦後の様子 p51 ① 農地改革、② 農家の構造変化、③ 鳥居松工廠跡地、
③ 松河戸周辺の工業化
Ⅰ  (14) 区画整理から未来 p59  
(15) 松河戸を揺るがした産業廃棄物処理施設 p61 ①施設建設の反対、②試運転における度重なる事故、③産業廃棄物処理施設建設反対運動の経過
Ⅰ  (16) 松河戸の年表 p65  
2 松河戸土地区画整理事業 p69 この大事業を前にして、私たちの先輩達が苦労して行った区画整理は事業についてみてみます。
(1) 区画整理前事業前の松河戸 p70  
(2) 区画整理の必要性 p71  
(3) 区画整理^のながれ p71  
(4) 組合施行から市施行へ p72  
(5) 区画整理事業計画 p73  
(6) 区画整理事業施行 p75 ①まちづくりワークショップ、②区画整理事業が始まる、③換地図 整理前と整理後
(7) 区画整理事業竣工式 p80  
(8) 区画整理が終わり、ムラから町へ p81  
(9) かつての美しい田園地帯 p82  
(10) 区画整理のあゆみ p86 ①市施行の場合の土地区画整理事業の手順、②松河戸土地区画整理事業の年表
3 暮らしと川 p89 稲作文化と水害をもたらした川と、先人たちが向き合ってきた暮らしについてみてみます。
Ⅱ 自然とくらし (1) 松河戸の川 p90  
Ⅱ  (2) 治水対策 p92 ① 水運としての利用、② 住民による治水対策、
③ 行政による治水対策
Ⅱ  (3 )防災意識の高まり p100  
(4 )洪水被害 p101  
Ⅱ  (5) 渡しと橋 p104  
Ⅱ  (6) 美しい川 p107  
Ⅱ  (7) 地蔵川のむかし話「魚と文太」のおはなし p109  
4 暮らしと道 p111 道はムラ人にとって重要な生活基盤でした。松河戸の人々の暮らしと道との関わりついてみてみます。
(1) 松河戸の道 p112  
(2) 生活道と慣習 p114  
(3) 耕地や外と接する道 p116  
(4) 松河戸の本道 p116 ① 玉野道、② 関田名古屋線、松河戸枇杷島線、松新への道
(5) 区画整理事業 p120  
(6) 道、溝などの管理 p121  
(7) 松河戸の今日の道 p121  
5 集落と地名 p125 古村には、その土地の自然の特徴から付けられたものが多くあります。地名は、ふる里の無形文化財です。
(1) 松河戸の地名 p126  
(2) 町河戸内の地名、名称 p127  
6 農業とくらし p129 3千年つづいた松河戸の米作づくり、先人たちの知恵と努力と伝統についてみてみます。
(1) 農業(稲作)技術の進歩 p130 ① 稲作の発祥、② 二毛作可能な土地、③ 品種改良、
④ 苗代・田植え、⑤ 肥料、⑥ 農薬
(2) 農機具の発達 p134 ① 耕耘道具、② 田植えと除草、③ 稲刈り、④ 脱穀、⑤選別、
⑥籾摺り・米つき、⑦藁うち
(3) 歳時と農業のくらし p144 ① 農業に関わる共同作業・制度、② 農業に関わる年中行事、
③ 松河戸地区の農作業暦
7 松河戸の神社仏閣 p153 室町時代になると、現在のムラが出来上がってきますが、松河戸の神社、お寺もこの頃創建されています。
Ⅲ 信仰と宗教 (1) 白山神社 p154  
(2) 観音寺 p160  
(3) 昌福寺 p162  
(4) 佛法堂 p164  
8 民俗、習俗、信仰 p165 昔から農業と結び付いた伝統行事、すでに行われなくなったものも多くありますが、もう一度記憶をたどって振り返ってみます。
Ⅲ  (1) ムラ人のお祭り(民間信仰) p166 ① 正月の行事、 ② 夏祭り、 ③ お盆の行事 、④ 秋祭り 、
⑤ その他の農業と結びついた行事
(2) 季節の行事 p177 ① 五節句、 ② 二十四節気 、③ 雑節
(3) 講(民間信仰) p183 ① お日待ち(講) 、② 庚申講、③ 念仏講 、④ 地蔵講、
⑤ 弘法講、 ⑥ 秋葉講、⑦ 報徳講 、⑧ 善光寺講、⑨ 御嶽講 、
⑩ 西国三十三ケ所巡礼
(4) 冠婚葬祭等(通過儀礼) p188 ① 成人式、 ② 結婚、③ 葬儀 、④ 法事、⑤ 棟上げ式、
⑥ 稚児行列、⑦ 四十二厄
9 小野道風伝説 p193 平安時代に新しい和様の書を創設した小野道風公は、この松河戸の里で生まれたとされています。
Ⅳ 伝承・歴史 (1) 松河戸誕生の伝説 p194  
(2) 道風の逸話 p198 ① 柳に跳びつく蛙、② 道風の人気、③ 道風の人柄
④ 浄瑠璃と花札、⑤ 道風さんの唄、⑥ 道風の切手と踊り
(3) 道風のふるさと松河の里 p203  
(4) 道風の業績 p204  
(5) 道風ゆかりの作品 p205  
(6) 小野氏系図・道風年譜 p211 ① 小野氏系図、② 小野道風年譜
10 十五の森の悲話 p215 15歳の娘が村の人柱となりました。この悲劇を忘れないことが娘さんの供養になるとの思いで今日まで語り継がれてきました。
Ⅳ  (1) 史跡十五の森 p216  
(2) 十五の森の供養と伝承 p217 ① 観音寺の供養、② 伝承活動・事業の年表、
③ 小野小学校のクロガネモチ、
④ 旧矢野宅から観音寺まで水が送られていた。
(3) 十五の森のおはなし p220  
11 小牧・長久手の戦い p223 天下取りのターニングポイントといわれているこの戦いに、地域の人達はどのように向きあったのでしょう。
(1) 戦いと住民 p224  
(2) 戦いの様子時系列表 p227  
12 松河戸遺跡 P229
区画整理の際、縄文時代の終わりから弥生時代前期と鎌倉・室町時代の複合集落跡が発見されました。
Ⅳ  (1) 遺跡発掘調査 p230  
(2) 環濠集落 p231  
(3) 遺跡からみえてくる人々のくらし p232  
(4) 出土品 p233 ① 土器、② 石器、③ 木製品、④ 祈り・まつりの道具
13 史跡、遺跡、石碑 p239 松河戸には、「道風公」や「十五の森」等に関した文化財や石碑が多くあります。鑑賞してみてください。
Ⅳ  (1 )松河戸にある文化財と石碑 p240  
(2) 道風公園にあるもの p241  
(3) 観音寺にあるもの p244  
(4) その他の場所にあるもの p247  
14 自治会組織 p249 室町時代から始まったとされる松河戸の集落について、自治組織の成り立ちと現在の活動についてみてみます。
Ⅴ 自治活動団体 (1) 自治会の歴史 p250 ① 室町から江戸時代、② 明治から現在
(2) 自治会の役割 p253 ① 自治会と行政の関係、② 自治会の果たす役割、
③ 自治会のかかえている問題
(3) 松河戸の自治会 p256 ① 役員、② かつての「島」は村の最小自治組織、
③ 構成員としての役割、④ 自治活動の集会所
(4) 区会の活動内容 p260 ① 区会の構成、② 松河戸区事業計画、③ 活動内容
15 松河戸の活動団体 p267 青年団を始め多くの団体がムラのために活動してきました。既になくなった団体もありますが、ここに紹介させていただきます。
Ⅴ  (1) 青年団 p268 ① 近世~戦前の青年団、② 戦後の青年団
(2) 消防団 p271  
(3) 婦人会 p273  
(4) 子ども会 p275  
(5) 松河戸長寿会 p278  
(6) 敬老会 p278  
(7) 松河戸誌研究会 p279  
16 道風公顕彰活動と書道教育 p281 地元住民による道風公顕彰活動と書道教育についてみてみます。
Ⅴ  (1) 道風公の顕彰活動 p282 ① 戦前の顕彰活動、② 戦後の顕彰活動、③ 小野道風公遺跡保存会、
④ 小野道風顕彰活動・事業の年表
(2) 道風祭 p290 ① 道風祭、② 道風公生誕特別記念行事、③ 野外大揮毫大会
(3) 道風展 p298  
(4) 県下児童生徒席上揮毫大会 p301  
(5) 教育書写の変遷 p303  
(6) 平安朝行列初年度 第9回春日井まつり p305  
(7) 小野社の移転 p307 ① 小野小学校の奉安殿の小野社への移転、
② 区画整理に伴う小野社の移転工事
17 庄内川沿いの探訪 p309 人々がこの川とともに生きてきた痕跡が今なお多く残っています。この春日井の文化を育んだ川を探訪します。
Ⅵ 地域探訪 (1) 古墳、古代遺跡 p313  
(2) 庄内川の渡し p325  
(3) 庄内川に架かる橋 p331  
(4) 治水と水利用 p339  
(5) その他の名所 p349  
(6) 庄内川の自然を探訪(カヌーで川下り) p359  
18 その他探訪 p373 春日井市を中心とした、この地域を探訪してみます。
Ⅵ  (1) 春日井の東部山地 p374 調整中
(2) 尾張広域緑道 p375 調整中
19 松河戸の人口世帯 P377 区画整理が開始された平成4年以降の推移をみてみます。
20 松河戸地区施設地図 P381 松河戸の主な施設地図です。
21 関係資料 P383 過去の資料を見てみるといろんなことが分かってきます。
(1) 地域誌(古文書)松河戸関係分 p384  
(2) 松河戸区古文書 p386 調整中

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